2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その18;えべっさぁ)
▲ふくよかで愛らしい表情に極彩色の「えべっさぁ」。
A列車の記事に割り込まれてしばらくおやすみしていた薩摩鹿児島の旅レポを今日から再開いたします(^^)。
2008年7月11日、えべっさぁ。
「笠沙恵比寿」にある市場棟の「市場食堂すんくじら庵」で遅い昼食を終え、いったん部屋に引き上げます。昼から冷たい生ビールを飲んだので、琉球畳の上にごろんとなりたい気分です。
メインエントランスから中に入ると奥へ向かって長い通路がのび、すぐにはフロントロビーは見えません。その通路を突き当たって左に折れるとようやくフロントロビーです。そして、この長い通路には、漁業で栄える町・笠沙の守り神、「えべっさぁ」と呼んで親しまれている恵比寿様の人形がいくつも展示されているのです。鹿児島県垂水市の陶芸家などが製作し寄贈したものののようです。海に関する博物館を併設する「笠沙恵比寿」ですが、この通路もひとつの博物館と言ってよいでしょう。そこに展示されている愛らしい「えべっさぁ」をいくつかご紹介しますね。
えべっさぁの通路。
素焼きっぽい恵比寿様。
この奥がフロントデスク。
それから、こちらはフロントロビーから食堂へ続く廊下です。こちらには、漁港らしくこのあたりで獲れる、あるいは見られる魚たちの絵が飾ってあります。さすが「笠沙恵比寿」全体がJR九州の車両デザインを手がけた水戸岡鋭治氏のドーンデザイン研究所の手によるものだけあって、この絵も、タッチ、ロゴ、額のセンスなど、どれをとってもドーンデザイン!JR九州ファンのみなさん!ここはやっぱり一度来てみる価値ありですよ!!ヽ(^。^)丿
魚の絵が続く食堂への廊下。
▲鹿児島南部と言えばやっぱり鰹。しかしどこからどう見ても、漂う雰囲気はドーンデザイン!