2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その4;プロペラ機)
▲福岡空港で乗り継いだのは13:00発鹿児島行きJAC3649便。36人乗りのSaab340です。
2008年7月10日、プロペラ機。
さて、福岡空港での時間も過ぎて、第一ターミナルの搭乗待合室に進みます。乗り継ぐのは、13:00発の日本エアコミューターJAC3649便鹿児島行きです。昨年8月に福岡から青森行きに乗ったときも同じ搭乗待合室でしたが、第一ターミナルは九州内の短距離便や山陰、四国、北陸など地方への短中距離便に利用されているので、待っている人もそれほど多くなく、雰囲気もなんとなくのんびりおっとりしているような気がします。
第一ターミナルから搭乗開始。
JAC3649便の機材は、先ほど展望フロアからも見えていたSaab340、36人乗りの双発プロペラ機です。日本国内でプロペラ機に乗るのはこれが2回目。1回目は10年ほど前に仕事で乗った函館発札幌丘珠行きのエアーニッポンのYS-11でした。今回は久々のプロペラ機ですが、なにしろ36人乗りという小ささ。チェックインのときに「キャリーバッグは持ち込めますか」と尋ねたら「お預けいただきます」と言われ、託送荷物にしてしまいました。鹿児島空港では、所定の到着時間の10分後に乗りたいバスが出るのでもし間に合えば乗ろうと思っていたのですが、託送荷物があったのでは荷物の引き取りに時間がかかり、間に合いそうにありません。まあその次のバスで行くことにしましょう。鹿児島空港で1時間半ばかり待つことになりますが。ちなみに、託送荷物となったキャリーバッグについたクレームタッグには「JN3649」の文字。日本エアコミューター(JAC)のツーレターズって「JN」だったんですね。初めて知った。
JACのツーレターズはJN。
搭乗が始まり、ゲートへと長い廊下を歩いていくと、途中で立ち止まらされました。洞爺湖サミットの関係で警備が強化されており、搭乗前にもう一度金属探知機によるセキュリティチェックとプロペラ機なので搭乗前の体重計測がありました。ターミナルからは徒歩で機側まで行かねばならず、外もセキュリティチェックの場所もものすごく暑いので、冷房の効いている廊下で並んで待ち、5人ずつ分けて進むことになりました。
そうして炎天下のエプロンにたどりつくと、待っているのはJAC3649便のSaab340。レジはJA-8900をつけています。大きなプロペラの前を横切って、機体収納式のステップを上って機内に入ります。
▲大きなプロペラも目の高さのSaab340にいよいよ乗り込みます。