毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2008年夏、はやぶさ、薩摩三昧(その3;福岡空港)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120207.jpg ▲ぐんぐん気温が上昇する灼熱の福岡空港。次に乗るのは真ん中のJALのプロップ機。

 2008年7月10日、福岡空港

 CZ643便は、所定より25分ほど早く、11:10頃に福岡空港に到着しました。これはかなり早く乗換ができるかも。入国審査場にはほとんど人がいなくて、するするすると入管と税関を抜け、11:20発の国内線ターミナル行き無料シャトルバスに乗ることができました。極めて順調。

 福岡空港は、1999年に新しい国際線ターミナルができて、滑走路をはさんで国内線と国際線のターミナルが向かい合うかたちになったため、両ターミナル間は無料のシャトルバスで移動しなければならず、それには10分から15分かかります。

 国内線第一ターミナルに着いて、JALのカウンターに駆け寄ります。僕が乗り継ぐ予定の便は13:00発ですが、もしや一本前の便があるのではないかと思ったのですが、案の定ありました!12:05発の便に間に合いそうです。こんなにうまく早く乗り継ぎができるなんて!と思いながら「一便早いのに変更したいのですが」と申し出ました。しかし……「満席です。」がーーん。国際線がすごく早く到着して、国内線ターミナルにも素速く移動できたのに、満席でしたか!(T_T)しかたがないので予定どおりのフライトに乗ることにして、空港内で時間をつぶすことにしましょう。あと1時間半ほど、フリーの時間ができてしまいました。

 まずは空港内の食堂でランチタイム。昨年8月に福岡空港を利用したときは博多ラーメンを食べましたが、今回は迷ったあげく、寿司を食べることに。中国から帰ってきたばかりのタイミングで寿司をたべるとおいしさひときわ。ごちそうさま~。

 食後は展望フロアへ行ってみましょう。展望フロアは屋外部分と屋内部分がありますが、屋外部分は金網で覆われていてカメラ撮影用の小さい隙間も開けられていない上に猛烈に暑いので、涼しい屋内部分の大きなガラス越しにたくさんの飛行機の離発着を見物します。さすが九州の最大の玄関口・福岡空港、離発着がひっきりなしに繰り返されます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120210.jpg 最近増えてるB737-800。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120214.jpg ▲滑走路の向こうの国際線ターミナルには、さっき降りたばかりのCZのB319も見える。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120218.jpg さすが福岡、飛来機種も多彩。

 おや?国内長距離便が利用する第二ターミナルのほうのスポットに、なにやら黄緑色の飛行機が停まっています。デザインはJALの「太陽のアーク」ですが、色は黄緑。機体後部にはなにやら文字とマークも同じ黄緑色で描かれているようです。あれはなんでしょう。JALは「日の丸の赤」をやめてしまったのでしょうか?

 あとで調べたところによると、4月に「空のエコ」宣言をしたJALが、地球環境へむけた取組みの象徴として尾翼を緑に塗装した「JALエコジェット(JAL Eco Jet)」 を6月から1機就航させたのだそうです。描かれているのは「空のエコ」の紙飛行機だそうです。1機しか存在しない貴重な機体を遠目ながら見ることができたのは帰国早々ついているではないですか!(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120221.jpg ▲偶然見かけた、6月から飛び始めたばかりのJALの「空のエコ」の「エコジェット」。緑が新鮮。