日本列島縦断夏の旅(その41;函館到着)
2006年8月27日(日)、北海道上陸。
「サッポロ・クラシック」と小樽ワインの心地良い酔いにいつしか眠りこけ、目が覚めたときには「北斗星3号」はもう北海道に上陸していました。北海道も快晴のようで、抜けるような青空が広がっています。
函館には40分ほど遅れて7時過ぎに到着しました。ここはちょっと記憶が定かではないのですが、先を急ぐ乗客のために、本来であれば「北斗星3号」の後発になる「スーパー北斗1号」を少々待たせて接続をとったような気がします。
函館では機関車が付け変わります。青森から青函トンネルを抜けて牽引してきたのはED79-13。切り離し作業を見ていて気づいたのは、ヘッドマークが前後両方についているということ。進行方向が変わるときにいちいち付け替えなくてもよいという点では便利ですが、「北斗星」を牽くぐらいしか出番がないということでもあり、ちょっと寂しい気もします。
後ろにもヘッドマーク。
最後尾になった1号車のデッキに立って待っていると、やがて「北斗星3号」は静かに函館駅を発車しました。
函館駅の昔ながらの特徴は、かつての連絡線桟橋に向かって美しいカーブを描く長いホーム。1号車の最後尾のから眺めると、その長いホームに沿ってゆっくりと函館駅が遠ざかっていきます。ホームを離れると右手には函館山をバックに、キハ183系などが並ぶ車両センターが見えてきます。青函連絡船時代には貨車やコンテナや入れ替え用のDE10なんかがごろごろしていたんだなあと思うと、やはり一抹の寂しさが漂っているのでありました。
函館駅の昔ながらの特徴は、かつての連絡線桟橋に向かって美しいカーブを描く長いホーム。1号車の最後尾のから眺めると、その長いホームに沿ってゆっくりと函館駅が遠ざかっていきます。ホームを離れると右手には函館山をバックに、キハ183系などが並ぶ車両センターが見えてきます。青函連絡船時代には貨車やコンテナや入れ替え用のDE10なんかがごろごろしていたんだなあと思うと、やはり一抹の寂しさが漂っているのでありました。
しずしずと函館を発車。