日本列島縦断夏の旅(その38;ウサギ+朱鷺)
2006年8月26日、ウサギ+朱鷺。
さて、15:49発の1017M特急「はくたか17号」が金沢から到着しました。北越急行の「スノーラビット」と呼ばれるクリムゾンレッドをまとった681系電車が入ってきました。「はくたか17号」は速達タイプで、富山を出ると停車駅は魚津、黒部、糸魚川、直江津の4駅にしか停まりません。北陸本線内でも北越急行線内でも、681系の爆走ぶりが堪能できるのです。
魚津を過ぎると直江津まで左手にはだいたいずっと日本海が眺められます。右手の立山連峰は夏霞でよく見えませんでしたが、海あり山あり、そして豊かな田んぼありの車窓を楽しみながら、列車は一気に越後湯沢まで走ります。越後湯沢まで富山から2時間03分。俊足であります。
越後湯沢では8分の待ち合わせで18時ちょうど発の「Maxとき340号」に乗り換えます。大宮まで途中高崎にしか停まらない比較的速いタイプのこの列車は、べろんとした顔つきのE1系Maxリニューアル編成。東北新幹線からは撤退したので、この車両は上越新幹線でしかお目にかかれません。リニューアルされて新しく施されたピンクのラインは朱鷺色なのだそうです。
ぶれぶれ写真ですんまそん。
「Max」には何度か乗ったことがありますが、2階席か1階席かというこだわりはあまりありません。自由席なら2階席は2×3ではなく3×3列になっていて居住性がいまいちなので1階席にしますが、指定席ならどちらでも。昼間に乗って1階席だと遮音壁ばかりで眺めが良くないなあと思うことはありますが、それもたいしたことはありません。でもやっぱり全体的には「Max」は2階席が人気なのでしょうね。
「Maxとき340号」に乗って、越後湯沢から大宮まではわずか54分。上野まで行きたいところですが、次に乗る列車の関係で珍しく大宮で乗り換えます。大宮でホームに降りると、「Max」の大きさに改めて驚きます。車内を振り返ると、2階席に続く階段が、なんとなくジャンボジェット機(ボーイング747シリーズ)のアッパーデッキに上がる階段にちょっと似ていませんか?空と陸のジャンボ同士、こんなところに共通点があるんだなあ、なんて思ってみたりして(^^)。
▲わずか54分で大宮に到着した「Maxとき340号」。