毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日本列島縦断夏の旅(その36;ポートラム再び)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120003.jpg ▲終点岩瀬浜手前の最後の直線を、黄緑帯のポートラムがやってきた。

 2006年8月26日、また黄緑。

 いやはやもう満腹、満足です。夏の旬・白エビだけでなく富山の海の幸を堪能して店を出ます。外はあいかわらず暑いけれど、これは少し歩いて腹ごなししたほうがよさそうです。富山ライトレール岩瀬浜駅までのんびり散歩することにしましょう。

 北へ向かって歩くとすぐ突き当たるのが岩瀬運河。運河沿いには遊歩道がきれいに整備されていて、潮のにおいや潮風を感じながらの散歩はなかなかよい感じです。近くには観光物産館の「岩瀬カナル会館」などもあり、このあたりは海水浴場や運河がセットになって市民の憩いの場も兼ねた観光地になっているようです。

 運河沿いに歩いて広い通りに出たらそれが岩瀬橋。岩瀬橋を渡って右が富山ライトレール岩瀬浜駅です。かつてのJR富山港線時代の駅舎はすでになく、路面電車的なシンプルできれいな駅に生まれ変わっていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115957.jpg 駅もきれいにお色直し。

 待つことしばし、やがてやってきた富山ライトレールは、あれれっ、また黄緑の車両じゃないですか!違う色のに乗りたかったなあ……(・_・、)。

 帰りの富山ライトレールポートラムの乗車率も上々。軌道を活かしたまま赤字ローカル線からの転換を図った富山市には拍手を送りたいです。最近全国で路面電車(ライトレール)が見直されてきていると聞きます。最近の流行り言葉「エコ」にも合致する交通手段ですし、これからもっとこのようは交通手段にチャレンジする地方都市が出てきたらいいのになと思います。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120007.jpg 岩瀬浜駅で発車を待つ。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818120012.jpg ▲かつての富山港線、今は富山ライトレール、路線形態は変われども、終点の風情は変わらず。