毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日本列島縦断夏の旅(その35;白エビづくしのつづき)

 2006年8月26日、白エビ食べてます。

 富山岩瀬浜での白エビづくし、まだまだ続きます(^^)。

 お刺身のとろけるような甘さを堪能したあとは白エビの唐揚げの登場です。唐揚げは皮をむかずにそのまま揚げたもので、特に味付けもしてありません。うすい塩味でもってからりと揚がった白エビの風味をそのまま楽しむことができます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115939.jpg ▲というわけで、白エビの唐揚げ。刺身とは打って変わってぱりぱりのさくさくがたまらない。

 お次は白エビをすり身だんごにした白エビしんじょうのお椀。あくまで上品な汁椀は白エビのしんじょう以外はゆずの皮の香り付けのみ。ここでも白エビの風味を存分に楽しむことができます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115943.jpg 白エビのお椀はどこまでも上品。

 しかし、この店の白エビ料理の真骨頂はなんといっても「福団子」。この「福団子」はこの店でしか味わえません。白エビ約200匹をすり身にして串に刺し、焼き目がつく程度に火であぶったもの。一見五平餅のようにも見えるこの「福団子」は100%白エビで、あぶりたてのあつあつをほおばると、粗く挽かれた白エビの食感に、火であぶることでいや増した香ばしさがあいまって、もはや至福であります(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115947.jpg ▲白エビ200匹を惜しげもなく使った「福団子」、卒倒モノです(^^)。

 ここまで白エビを食べ尽くせばもはや大満足であります。富山よいとこ一度はおいで状態です。

 しかし、このような状態に追い打ちをかけるように、最後の一品が待っています。それは「大名椀」。白エビの粋を極めただけでなく、量的にもすでに十分にいただいていると言うのに、そんなのにはまったくおかまいなしに出てくるこの「大名椀」にはもはやひれ伏すしかありません。富山においてめでたい席には欠かせない鯛と紅白のお餅が入った味噌仕立てのお吸い物「大名椀」です。最後の最後に尾頭付きの鯛が丸ごと出てくるとはいったいどういうことですか!

 というわけで、富山の海の幸を満喫、堪能してしまいました。富山、最高です(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115952.jpg ▲最後の最後に鯛の尾頭付き。食べる側の限界を無視した最高のラインナップに完全ノックダウン。