毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日本列島縦断夏の旅(その33;富山ライトレール)

イメージ 1 ▲2006年4月にJR富山港線から転換した富山ライトレールの電車が富山北駅に到着。

 2006年8月26日、富山ライトレール。

 さて、富山ではお昼を食べる予定にしています。その場所は岩瀬浜。かつてのJR富山港線の終点ですが、この年2006年の4月に路面電車化されて「富山ライトレール」として生まれ変わりました。生まれ変わったばかりの富山ライトレールに乗って岩瀬浜を目指します。富山港線時代にも乗ったことはありませんでしたので、この路線はこのときが初乗車です。

 富山駅北口に出ると、きれいに整備された駅前広場の一角に富山ライトレール乗り場がありました。車両は新潟トランシス製の「TLR0600形」2車体連節低床式路面電車で、愛称は「ポートラム」。車体に描かれる帯には赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫の7色があるそうで、僕が乗り場にたどり着いたときには黄緑色の編成が入ってきましたが、とてもスマートでかっこいいです!(^^)

 運賃は一律200円ですが、この時は開業サービスということで土日休日は半額の100円。そのせいもあってか、土曜日ということで途中にある競輪場へ行く人たちなどで車内はかなりの混雑。富山駅北を出発すると、インテック本社前を経て奥田中学校前までは新設された併用軌道。そこから先はかつての富山港線の軌道を使って岩瀬浜まで通じています。日中は15分ヘッドの運転で、JR時代より格段に利便性が向上したようです。

 終点岩瀬浜のひとつ手前の競輪場前で下車します。ここまで所要22分。路面電車の快適な旅でありました。

イメージ 2 ▲車内は2連式で奥行きがある感じ。競輪場へ行く人などでなかなかの混雑。