毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日本列島縦断夏の旅(その32;なぜかトワエク)

イメージ 1] ▲猪谷からはJR西日本のキハ120に乗って富山をめざす。

 2006年8月26日、猪谷→富山。

 神岡鉄道の「おくひだ2号」が高山方から到着するのと同じ頃、富山方からも列車が入ってきました。猪谷着11:15の富山からの普通列車850Dです。これが折り返しで11:29発の富山行き857Dになるのですが、使用車両はおなじみキハ120の単行です。猪谷から先はJR西日本になるので車両もJR西日本持ちの車両でしょう。キハ120-344が充てられているようです。神岡鉄道奥飛騨温泉口行き205Dの発車を見送って、富山行きも発車です。一日も早い不通区間の復旧開通を祈りながら猪谷駅をあとにしました。

 さて、キハ120は車長16.3mのコンパクトな車体とハイパワーエンジンで軽快に富山を目指します。車内はセミクロスシートで窓側展望もばっちり。……といきたいところですが、越中八尾あたりから車内が混み始め、速星のあたりで超満員に。土曜日だもの、富山市郊外からおでかけする人はそりゃあ多かろう。それなのにキハ120がたったの一両ではまるで都会のラッシュ状態。このあたり、運行する側にはもう少し考えてもらいたいものです。

 乗客満載で857Dは12:14に終点富山に到着しました。富山も暑いです。小さなキハ120から吐き出された乗客はぞろぞろと改札口へ向かいますが、ふと見ると、あれれ?反対のホームに停まっているのは「トワイライトエクスプレス」ではありませんか。写真を撮らなくちゃと思っているうちに「トワイライトエクスプレス」はゆっくりと動きだし、金沢方面へと走り去っていきました。前日は金曜日なので札幌発の運行日ではないはず。では臨時か団体か?もともとのダイヤは富山発08:02なので、大幅遅れが出ているのか、それとも臨時・団体のダイヤは通常ダイヤと違うのか……疑問は尽きませんが、意外なものを見ることができてちょっとラッキーでした。

イメージ 2 ▲到着した富山にはなぜか上りの「トワイライトエクスプレス」が。