毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日本列島縦断夏の旅(その29;高山駅)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115907.jpg ▲朝から暑く晴れ渡った青空を背景にJR東海高山本線高山駅

 2006年8月26日、高山出発。

 朝からこの日も暑くなりそうな気配のかげろうの中を歩いて高山駅へ。土曜日ということもあってか高山駅周辺は朝から観光客でにぎわっています。僕ももう少しゆっくりしたいところですが、もう高山を離れなければなりません。これから乗るのは09:11発の角川行き普通列車1823Dです。

 橋を渡って3番線で発車を待っている1823DはJR東海カラーのキハ48形の2両編成。先頭はキハ48-6812のようです。本来なら猪谷行きなのでしょうけれど、2004年の台風23号で橋が流失したのが復旧しておらず、角川~猪谷間が不通のままで代行バスによる輸送になっているので、高山方からの列車は角川止まりになっています。(ちなみに角川~猪谷間は2007年9月8日になってようやく復旧開通しました。その関連の記事はコチラ。)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115911.jpg 高山09:11発角川行き普通列車

 駅にいた大勢の人たちは08:48発の「ワイドビューひだ4号」あるいは09:42発の「ワイドビューひだ6号」を待つ人たちでしょうか。いずれにしても、この角川行き普通列車が目当てではないようです。多いとは言えない乗客を乗せて、1823Dは高山本線の北半分へ踏み出しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115914.jpg ▲古き良き街・高山に古き良き国鉄形車両。