毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

日本列島縦断夏の旅(その26;陣屋前朝市)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115836.jpg ▲江戸陣屋の建物をそのまま残す高山陣屋の前庭に立つ「陣屋前朝市」。

 2006年8月26日(土)、高山の朝市。

 高山は盆地ということもあり、夏の昼間の暑さはけっこうきます。しかしその暑さをものともせず、高山で降りた旅行客たちは、荷物をコインロッカーに預けたりしたあと元気いっぱいに高山の街へ繰り出していきます。「ワイドビューひだ」で高山へ来る旅行客は団体ではなく個人客が多いように見受けられました。僕は、昨夜が「なは・あかつき」の夜行だったためデジカメの充電をする時間がなく、ここで電池切れ。写真がないので話は一気に翌8月26日に飛んじゃいます~~(^^ゞ。

 というわけで翌朝は早起きをしまして、高山名物の朝市へやってきました。夏に早起きして散歩するのは気持ちのいいもんですなあ~(^^ゞ。小学生のときのラジオ体操気分になります。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115839.jpg 高山陣屋正門。まだ開館前。
 
 高山に二カ所ある朝市のうち、まずやってきたのは「陣屋前朝市」。もとは高山城主金森氏の下屋敷だったのが、徳川幕府の直轄地となってからは、ここを「陣屋」として、江戸からの代官や郡代が1868年までの176年間、飛騨の政治を執ったというのが「高山陣屋」。その建物がみごとに再現され、一般に公開されています。

 そしてその前庭に立つのが「陣屋前朝市」で、簡易テントがいくつも並び、その下には地元産の野菜や果物、漬け物、「さるぼぼ」などの民芸品がところ狭し並んでいます。まだ朝6時を回ったばかりということで客の姿はちらほらでしたが、とにかくこういうのは買わずとも眺めているだけで楽しいものです。高山の朝市と言えばもっぱら観光客目当てのものとも言われますが、それでもやっぱり趣があっていいものです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818115843.jpg ▲地場産の野菜、果物、漬け物などなどを地元の農家さんなどが売りに来ます。見ているだけで楽しい。