さよなら「出雲」・山陽山陰の旅(その1;富山へ)
2006年3月18日のJRダイヤ改正と言えば、寝台特急「出雲」と急行「かすが」の廃止、寝台特急「日本海1/4号」の函館乗り入れ廃止、夜行特急「オホーツク9/10号」季節化が行われたことが目玉だったでしょうか。
そのダイヤ改正を一ヶ月後に控えた2006年2月17日から、名残の「出雲」に乗ろうと旅に出ましたので、今日からそのレポートを連載したいと思います。
中国瀋陽への赴任を約20日後に控えた2006年2月17日(金)、まずは富山の仕事仲間に転勤の挨拶に行こうと思い、早朝向かったのは上野駅。上野の新幹線地下ホームで迎えたのは07:06発の「とき303号」。塗装は変わってしまったけれど、200系の10両編成でちょっと懐かしいです。
上野に滑り込む「とき303号」。
赴任準備やらで疲れがたまっているのか、早朝の上越新幹線に乗り込むや、200系リニューアルシートに身を沈めて爆睡。でもそれほど長くは眠っていられません。08:12、たった1時間ちょっとで越後湯沢到着です。乗り換えなくっちゃ。
越後湯沢に到着~。
さすがにまだ2月中旬。越後湯沢は雪景色。そしてちょうど雪が激しく降ってきました。冬だなあ。
越後湯沢からは08:20発の1002M特急「はくたか2号」に乗ります。直江津、富山、高岡のみ停車の速達タイプの金沢行きです。この日の「はくたか2号」は681系6両編成。時々見かけたことはありましたが、681系に乗るのはこのときが初めて。ほくほく線内の爆走が楽しみです。
越後湯沢からは08:20発の1002M特急「はくたか2号」に乗ります。直江津、富山、高岡のみ停車の速達タイプの金沢行きです。この日の「はくたか2号」は681系6両編成。時々見かけたことはありましたが、681系に乗るのはこのときが初めて。ほくほく線内の爆走が楽しみです。
僕のほうは828Mを尻目に「はくたか2号」で越後湯沢を発車。ほくほく線内に入ってからの爆走ぶりは噂に違わず、しかも停車駅の少ない速達タイプということもあり、越後湯沢からわずか1時間54分で最初の下車駅・富山に到着。これは確かに「はくたか」の登場で北陸圏と関東圏の距離がずいぶん縮まったことが実感できました。
「はくたか」の爆走でもう富山。