2005はこだてクリスマスファンタジー(その3)
▲翌朝快晴の青空の下のクリスマスツリー。
2005年12月3日(土)、「白鳥」再会。
前夜の突然の冷え込みと吹雪はなんだったのか、翌朝の函館はあまりにもさわやかな青空の快晴を迎えました。徒歩で函館駅へ向かう途中で再び金森倉庫群のベイエリアを通ると、その青空をバックに本当に立派なクリスマスツリーがありました。これから25日まで、函館を訪れる人たちを楽しませてくれるのです。振り向けば倉庫群の向こうに昨夜の雪で白くなった山肌の函館山がくっきりと見えます。
朝の倉庫群と函館山。
函館からは10:40発の4018M特急「白鳥18号」に乗って青森へ帰ります。大きなカーブが特徴の函館駅のホームにはおなじみ485系3000番台が入線済み。09:25に到着する4041M特急「白鳥41号」の折り返しなので入線は非常に早いです。ホームの雪はまだ解けておらず踏み荒らされてもいなくて真っ白です。
函館駅にて「白鳥18号」。
「白鳥18号」は木古内に停車したあと青函トンネルをくぐり、本州へ上陸します。ところがなんと、あの函館での晴天が嘘のように、青森に抜けたとたんに大雪が降っているではありませんか。海峡のかなたとこなたではやはり天候も大きく異なるようです。12:43、青森到着。青森駅はしんしんと降る雪の中でした。
▲青森は雪でした!「白鳥18号」と車両センターへの引き上げを待つ「かもしか1号」。
青森の実家で一晩過ごし、翌4日(日)、帰京します。
「白鳥18号」の青森駅発車は12:49。前日の続きのように昼過ぎに青森駅4番線に行って待っていると、やってきたのは、ななななーーんと、またもや国鉄色485系ではありませんか!前々日に続いてまたも原色「白鳥」にお目にかかれるとは、なんともうれしいサプライズ!この時期、どうしてこんなに定期運用についていたのでしょうね。「白鳥・八戸」という行き先表示幕も初めて見ます。
またも出会えた原色「白鳥」。
▲この日は「白鳥18号」八戸行きとして、青森駅4番線で到着した「かもしか1号」と肩を並べて。
「白鳥」「八戸」の表示幕も珍しい。
ほんの2年ちょっと前の青森駅ではこんなふうにちょくちょく国鉄色の485系を見かけられたものですが、今やこの編成は郡山方面へ召し上げられ、「あかべぇ」として活躍することになり、青森駅で再びこの姿を見ることはできなくなりました。どうですか「かもしか」さん、元の色に戻ってみませんか?