毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

帰省ついでの青荷温泉③

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 2005年1月10日、青森駅。

 三連休最終日、実家の雪かき雪下ろしもいちおう片付けて、この日は東京へ戻らなければなりません。

 しかし、この三日間降り続く雪のせいで、どうも鉄道ダイヤが乱れている模様。ローカル局のテレビニュースでも、交通機関が乱れていることを伝えています。大雪が影響しているのは青森や弘前地区だけで、下北半島の付け根にある野辺地を過ぎれば雪はぐっと少なくなるはずですが、八戸までが遅れると予定の「はやて」に乗り継げないかもしれず、心配です。

 おみやげなどの買い出しで昼過ぎに街へ出たついでに青森駅に寄ってみました。「つがる」と「白鳥」にはやはり少しずつ遅れが生じているようです。青森駅もすっぽりと雪に包まれていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222443.jpg 八甲田丸も雪のかなた。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222449.jpg 雪に降り込められた青森駅。

 ホームにいたら、定刻12:32到着の5M特急「つがる5号」がこれは少々の遅れで入ってきました。車両のやりくりの都合か485系国鉄色の編成で、足回りは雪がびっしりからみついていて、よくこんなので走れるものだと感心することしきり。列車は進行方向を変えてこれから弘前へ向かいます。(記事冒頭の写真も「つがる5号」。)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222453.jpg 弘前行き「つがる5号」が到着。

 さて、改めて荷造りをして家を出て、午後3時過ぎに再び青森駅へ行ってみると、弘前始発の「つがる22号」や函館始発の「スーパー白鳥24号」は遅れていて、八戸で所定の新幹線に接続しない旨の案内が流れています。乗車予定の「つがる94号」も心配です。三連休パスの最終日で夕方から夜にかけての上り「はやて」は軒並み満席で、あとの「はやて」になってしまうとおそらく座席にはありつけないでしょう。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222457.jpg 折り返し「つがる94号」に。

 所定15:53着の9075M特「つがる75号」がそれほど遅れることなく5番線に到着しました。これが本日乗車予定の折り返し16:05発の9094M特「つがる94号」になります。大急ぎで折り返しの準備です。しかしそこは始発の強み、「つがる94号」は遅れを最小限にとどめて走り、「はやて94号」へ無事につなぐことができました。ちなみに上の写真で隣の4番線で出発を待っているのは16:13発秋田行き普通列車662Mです。

 「つがる」で走っていると、野辺地を過ぎると嘘のように雪の量が激減します。ここが津軽地方と南部地方の境界線。津軽弁と南部弁の境界でもあります。津軽の大雪のことなど知らぬとばかりに「つがる」と「はやて」は疾走し、あっという間に東京へ帰り着いてしまいました。

 でも、この年はこのあと3月にかけてさらに大雪が降ったんですよね……

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818222501.jpg 出番待ちの701系も寒そう……