2007・年納め全国どさまわり行(その39;蘭島)
【2009年12月21日の追記】
2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴いリバイバル掲載を続けていますが、気がつけば2009年の暮れもだいぶ押し迫ってきましたね。
函館本線山線も終わりが近づいてきました。思い出深い蘭島や一度は立ち寄ってみたい余市などにひとつひとつ停車しながら列車は走りました。あのとき蘭島の海水浴場で一緒に泳いだ仲間たちは、今はどこで何をしているでしょうか。
この記事にも書いたように、僕は蒸留酒が苦手です。早くウイスキーを「ウマイ」と思って飲めるようなオトナになりたいです。そしたら余市で小瓶を求めて、それから再び列車に乗り、その列車でちびちびとやりながら汽車旅を続けるというのをやってみたいです(^^)。
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▲銀山までの雪深い景色から一転してまるで雪のない蘭島に到着。
2007年12月4日、蘭島の思い出。
銀山で長万部行き普通列車1942Dと交換し、こちらも発車です。銀山を出ると20パーミルの下り坂を、余市川に沿うようにして一気に下り、然別、仁木、余市で余市湾に突き当たります。もうこの頃には、銀山あたりまでの雪の深さが嘘のように、周囲には雪のかけらも見えなくなります。余市と言えばニッカウウヰスキー北海道工場が有名ですよね。駅からも近いようだし、列車で行けば試飲も気兼ねなくできるし、酒好きなら行ってみたいところの一つではないでしょうか。残念ながら僕はウイスキーのような蒸留酒は苦手なのであまり足が向きません。ただ、蒸留棟など敷地内はとてもよい雰囲気らしいので、やっぱり一度は訪れてみたいですね(^-^)。
さて、余市の次は蘭島です。ここには15:05に到着して6分の停車。またも交換待ちです。
余市湾に出て蘭島到着。
蘭島、広々とした構内が印象的。
蘭島駅には思い出があります。もうかれこれン年前のことになりますが(^_^ゝ、学生時代、体育会系の部活動に所属しておりまして、夏休みになると「合宿」と称して毎年北海道へ旅行に行っていました。行き先は決まっていて、いつもサロマ湖。サロマ湖のユースホステルに泊まりながらトレーニングをするのです。しかし、サロマ湖へ行くまでや帰りのルートは毎年異なっていて、ある年、夏なんだから海水浴がしたいという意見が持ち上がりました。北海道で海水浴なんか寒くてできないのではないかとも思われましたが、海水浴ができて日程の中にも無理せず入れ込めそうな「ここだったら」という場所として探し当てたのが、蘭島の海水浴場だったのです。本州方面からどうやって北海道に上陸したかは忘れてしまいましたが、札幌から列車に乗って、それが僕にとっての初めての蘭島駅でした。駅から歩いてすぐのところに海水浴場があり、8月の真夏だというのにビーチはとても空いていて実に快適でしたが、しかし空いてもいるはずです。日本海の水ときたらもうほんっとに冷たいんだから!!
蘭島からふた駅で終点小樽に到着です。いやー小樽に来たのっていったい何年ぶりでしょう?久しぶりすぎて思い出せません。しかし今回は途中下車はできません。すぐに札幌方面へ乗換です。5分の接続で快速「エアポート」がありましたが、ちょっと混んでいそうだったのでパスし、そのあとの15:41発3445M区間快速「いしかりライナー」に乗ることにしました。快速「エアポート」でもおなじみの721系の3両編成です。
超久しぶりの小樽。
15:41に小樽を発車した「いしかりライナー」は、南小樽、小樽築港と停まっていきますが、小樽築港の駅前はスゴイですねえ~。いつの間にかマイカルやらウイングベイ小樽、ヒルトンホテルなどができていて一大商業空間を形成していました。
「いしかりライナー」は稲積公園、発寒、発寒中央、そして桑園の四駅しか通過しないので、札幌までの所要時間は39分。ずいぶんたくさんの乗客を乗せて、16:20に札幌に到着しました。僕はここで下車ですが、列車は3分停車の後、終点江別までもうひとふんばりです。
「いしかりライナー」は稲積公園、発寒、発寒中央、そして桑園の四駅しか通過しないので、札幌までの所要時間は39分。ずいぶんたくさんの乗客を乗せて、16:20に札幌に到着しました。僕はここで下車ですが、列車は3分停車の後、終点江別までもうひとふんばりです。