2007・年納め全国どさまわり行(その38;倶知安から銀山へ)
【2009年12月18日の追記】
12月17日、青森へ帰ってきました。東京は晴れていましたが、北日本は日本海側を中心に大雪になっていて17日発の「あけぼの」と「日本海」は早々に運休が決まりました。「あけぼの」に乗ろうとも考えていたのですが、飛行機にしてよかった。青森も雪景色です。
さて、2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴いリバイバル掲載しています。
今日は函館本線山線の倶知安から銀山までの記事ですが、このときも雪に覆われた一日でした。雪は山線をいっそう魅力あるものにします。「北斗星」か「カシオペア」のどちらかを山線経由にして、噴火湾の海の景色もよいけれど、豪華寝台列車に乗って山線をたどり、北海道の大自然に抱かれてみるというのもよいと思いませんか?
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▲いつのまにやらキハ150の後ろは顔が見えないほどの雪だらけに。
2007年12月4日、倶知安→銀山。
倶知安駅に到着すると、再び激しい雪が降り始めました。13:30に到着していた小樽からの普通列車2940Dがこちらの到着を待って長万部へ向けて発車していきました。同じキハ150ですが、走り去る姿は激しい雪にすぐにかき消されてしまいました。
▲降りしきる雪の中を発車していく長万部行き2940D。
ラベンダー色がいいですよね。
こちらも倶知安で14分の停車後、14:04に発車です。倶知安を出ると、20パーミルの勾配で倶知安峠に挑みます。これを越えて下ると旧国鉄岩内線の起点・小沢に到着。駅前には有名な「トンネル餅」というのがあるそうですが、ちょっと降りてはいられない。
小沢からは再び20パーミルの勾配を上り、難所・稲穂峠を越えると、14:28に銀山に到着。ここもずいぶん雪深い。銀山というと石見銀山を思い出しますが、ここも古くは銀鉱があったのでしょう。
銀山では交換列車待ちのため7分停車します。雪の積もったホームに下りて大きく深呼吸。まだ3時前ですが、この季節の北海道はとにかく日が短い。そろそろ日が傾いてきたのかもしれません。
銀山では交換列車待ちのため7分停車します。雪の積もったホームに下りて大きく深呼吸。まだ3時前ですが、この季節の北海道はとにかく日が短い。そろそろ日が傾いてきたのかもしれません。
やがて前方からやってきたのは長万部行き普通列車1942D。こちらもキハ150形。長万部を出てからキハ150形しか見かけていません。山線は完全にキハ150形に駆逐されてしまったのでしょうか。
こちらも1942Dも発車時刻は同じ14:35。両者同時に銀山駅をあとにします。
こちらも1942Dも発車時刻は同じ14:35。両者同時に銀山駅をあとにします。
銀山駅で交換待ち。
▲銀山駅の小樽に向かって左側は防雪林が鬱蒼と茂るが、右側は絶景の田園風景を見渡せるのだとか。