毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2007・年納め全国どさまわり行(その32;醤油めし)

【2009年12月6日の追記】

 2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴いリバイバル掲載しています。

 初めての松山城をあとに「労研饅頭」、「じゃこ天うどん」、揚げたての「じゃこ天」、そして「醤油めし」と、僕にとっての定番コースを総なめします(^^)。この記事をごらんになったみなさんも、ぜひ松山に行かれる機会がありましたら数々のおいしいものを召し上がってみてくださいね!ヽ(^。^)丿

 ところで、松山駅ホーム端のそばにはいつもEF65が停まっているような気がするのですが、この機関車はいつどのようなタイミングで働いているのでしょうか?働いている姿も見てみたーーい。

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https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140503.jpg ▲松山で必ず食べたいもの、それは駅弁「醤油めし」と作りたての「じゃこ天」。

 2007年12月3日(月)、松山で食べまくり。

 さて、松山城の参観が終わったらば、定番スポットへと移動です。

 まずは僕にとっての定番中の定番、「たけうち」の銘菓「労研饅頭」(^-^)。コチラでもご紹介したことがありますが、松山銘菓といえば「一六タルト」とか「山田屋まんじゅう」(本店は西予市)が有名です。「山田屋まんじゅう」なんて昨年10月の全日空国際線機内食のデザートとして採用されていたぐらいですからねー。しかししかし、僕にとっての松山銘菓はこれを置いて他には考えられません。倉敷労働科学研究所開発製造饅頭「労研饅頭」、略称「労饅(ろうまん)」、であります。これが愛媛県の上陸するのは昭和6年。以来前身の「竹内商店」、現在の「たけうち」が「労研饅頭」を作り続けています。中国から持ってきた酵母が始まりでその酵母菌が今も受け継がれているということですから、一口食べると「あ、中国!」と思います(^-^)。ここでまず車中のおやつとして「労研饅頭」を6つほど買いました。パソコンで「ろうけんまんとう」と打ち込んで「労研饅頭」が一発で出てくるのは、「たけうち」の人を除けば全国で僕ぐらいではないかと思っているのですが(^_^ゝ、ぜひみなさんも松山にお立ち寄りの際には「労研饅頭」をご賞味くださいませ~(^o^)/。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140433.jpg またまた「労研饅頭」本店。

 さて、時間は昼時。松山駅に戻ってきて、列車に乗る前の定番ランチはもちろん!改札口に向かって右側にある「かけはし松山店」の「じゃこ天うどん」!宇和海で獲れる「ホタルジャコ」「グチ」「アジ」「太刀魚」他小魚を原料にしたかまぼこの一種「じゃこ天」を載せたゆでたてのうどん、さすが四国だけあってだしの味も申し分なく、思わずおかわりして二杯食べてしまいました。店頭ではじゃこ天を揚げるのを実演しながら販売をしていますので、うどんを食べ終わったあとは揚げたてあつあつのじゃこ天を何枚か買って、さあいよいよ改札を抜けます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140438.jpg おかわりしましたじゃこ天うどん。

 乗り込むのは松山13:17発20M特急「しおかぜ20号/いしづち20号」岡山・高松行き。13:07到着の「しおかぜ7号/いしづち11号」の折り返しになります。「しおかぜ7号/いしづち11号」が松山で接続する13:16発宇和島行き「宇和海11号」は13:09到着の「宇和海12号」の折り返しになります。そして松山駅1番線に出現する不思議な風景。「しおかぜ/いしづち」も「宇和海」もどちらも1番線に到着し、ごたーいめーんとばかりに向かい合って停車するので、到着後にそれぞれ進行方向へ歩いていくと相互乗換ができるという仕組みになっています。

 両列車の到着を待つ間1番線をうろうろしていたら、おや?伊予市方のはずれにEF65が見えます。ホームの端まで行って見てみると、なぜかぽつんとJR貨物色のEF65-115が停まっていました。松山で電気機関車とは珍しいと思って眺めていると、その横をすり抜けるように「宇和海12号」が入ってきました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140444.jpg EF65-115の脇から宇和海12号。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140449.jpg リニューアル8000系しおかぜ。

 さて、さっきじゃこ天うどんを二杯も食べたばかりなのですが、松山駅ではずせない駅弁があります。それは「醤油めし」。「うまいぞなもし」と掛け紙に書いてあるとおり、美味いです。松山には他にもいろいろおいしそうな駅弁があるのですが、気がつくと「醤油めし」を手にしています。

 リニューアル8000系8両編成の前5両が岡山行き「しおかぜ20号」、後ろ3両が高松行き「いしづち20号」、その7号車普通車指定席に陣取って、松山を出発します。揚げたてのじゃこ天が熱いうちに、僕はさっそく「醤油めし」にとりかかります。一方、列車は振り子機能を存分に活かして瀬戸内のうねうねとした海岸沿いを爆走します。ああ、なんだかおなかいっぱいになりました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140454.jpg ウッディな「しおかぜ」の車内。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818140458.jpg どうしてもはずせない「醤油めし」。