2007・年納め全国どさまわり行(その25;四国へ)
【2009年11月10日の追記】
2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴いリバイバル掲載しています。
いよいよ四国上陸です。一日の活動を始めたばかりの岡山駅から朝いちばんの「マリンライナー」に乗って瀬戸内海を渡り、高知行きの特急には初乗車でした。しかもグリーン車を奮発。こちら方面はほとんど初めて乗る線なので本当は車窓の景色や通過駅、停車駅をつぶさに見ながら乗っていきたかったのですが、夜行列車明けということで予想どおり爆睡してしまいました。もう一回乗りに行かなくっちゃいけません。
というわけで、四国上陸のリバイバルを、どうぞ。
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2007年12月2日、四国へ。
さすが山陽路の大ターミナル駅だけあって、岡山駅は5時を過ぎると早くも人の流れが始まります。「なは・あかつき」を見送ったあとの一番電車は05:14発播州赤穂行き普通列車1900M、その次が「サンライズ瀬戸・出雲」を上郡で受けて鳥取方面への連絡任務に当たる05:20発鳥取行き9042D特急「スーパーいなば91号」、そして05:21発糸崎行き普通列車1721Mと続きます。
そして僕が乗るのは05:28発の高松行き3121M快速「マリンライナー1号」です。223系ですが、早朝ということで二階建てグリーン車も連結されていない3両編成で、停車駅も多くてほとんど各駅停車状態です。まずはこれに乗って坂出を目指します。
瀬戸大橋を渡る頃には夜も白々と明けてきて、早朝の瀬戸内海を眺めることができます。早起きは三文の得とはよく言ったものですが、なかなかふだんはこの時間帯には起きていないので、新鮮でもありますし、貴重な体験でもあります。
坂出到着は06:12。坂出と言えば2005年に「サンライズ瀬戸」から松山方面へ乗り換えたときにホームの立ち食いうどん屋ですばらしくおいしい讃岐うどんに出会ったことを思い出します。その後その店は閉店したと聞きましたが、仮に存続していてもこの時間ではうどんにありつくことはできなかったでしょう。
2番線には06:13着で06:26発の琴平行き普通列車1233Mが停車しています。113系の四国リニューアル色です。この刺激的なイエローに角形ヘッドライト、初めて見ました。1233Mはここで2本の特急に追い抜かれます。
まず一本目は06:16発の1003M特急「いしづち3号」松山行き。リニューアル8000系電車がさっそうとやってきました。岡山からの「しおかぜ」との併結もないので高松から8両フル編成でやってきます。
琴平行きの113系。
「いしづち3号」松山行き。
続いてやってくるのが06:19発の2001D特急「しまんと1号」中村行き。2000系気動車で、こちらも岡山からの「南風」との併結はなく、単独3両編成で中村まで行きます。「あかつき」の車内では熟睡できないだろうし、岡山で降りる時間も05:01ととんでもなく早いので、この「しまんと1号」では少し睡眠をとろうと思い、「あかつき」を寝台にしなかったぶん奮発してグリーン車に乗ってみました。「しまんと1号」のグリーン車は先頭1号車の前側半室です。2×1シートの一人がけのほう2番C席です。グリーン席は18席ありますが、他に乗客はおらず、独り占めです。毛布を借りてくるまり、シートをたっぷり倒して、早くも爆睡モードで坂出を出発です。
「しまんと1号」のG車で爆睡。