2007・年納め全国どさまわり行(その22;佐世保)
【2009年11月5日の追記】
2007年暮のどさまわり旅日記を、書庫移設に伴いリバイバル掲載しています。
念願の佐世保バーガーを佐世保で食べたのでした!時間の関係でハシゴすることはできませんでしたが、できれば半日ぐらいの時間を費やしてハシゴしてまわりたい佐世保バーガー、また食べに行きたいです。追記としてはそれしか言うことありません!行きたいです、佐世保。食べたいです、佐世保バーガー。以上終わり。
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▲大村線を走る快速「シーサイドライナー」はブルーのキハ200。
2007年12月1日(土)、佐世保バーガー。
多久の孔子廟を参拝したあとは、車で佐世保まで送ってもらいました。多久のICから長崎自動車道、西九州自動車道と走って、午後3時過ぎには佐世保駅までやってきました。九州の整備された高速道路網を走ると、JRが「かもめ」「みどり」をより速くより頻繁に走らせねばならない、逆に言えばそのような高速ダイヤを阻害しかねない「さくら」「みずほ」「あかつき」といった客車列車を排除しなければならない、道路との競争の熾烈さをかいま見る思いがしました。
さて、佐世保では佐世保バーガーを食べねばなりません。
佐世保には過去1回だけ来たことがありますが、そのときは食べることあたわず、千葉南船橋の「ららぽーと」の中にある「東京パン屋ストリート」に入っている「ビッグマン」で食べたことがあるだけです。以来、「いつか佐世保で佐世保バーガー」を目標にこれまで生きてきましたが(笑)、今回ようやくその機会が巡ってきたわけです。
しかしながら、まったく事前の勉強をせずに佐世保に着いてしまったので、どこに店があるのかさっぱりわかりません。しかも時間もあまりない。とにかく佐世保駅の北側にあるアーケード街をかなり長く歩いてみますが、どうにも見つからない。佐世保バーガーはすっかり観光商品化され待ち時間も長いときには4時間になるほどの人気だとも聞いていましたが、どうもそんな気配がありません。今から思えばもう少し先まで歩けば「ビッグマン」にたどり着けたような気がするのですが、時間の関係で途中で引き返し、来る時に一軒だけ見かけた店にとにかく入ることにしました。
その店の名は「ラッキーズ」。アーケードの入口にあり、駅からはいちばん近いかな。いや、もう佐世保バーガーが食べられるのならいいんです、どんな店でも。
どんな店でもなんて言うと失礼ですね。某サイトのコメントには「ラッキーズ」は「ネイティブが認める本場さながらの味」「アメリカ人が多く訪れる人気店」とありました。いいじゃないですかー。
その「ラッキーズ」での僕のチョイスは「むかしバーガー」と「ベーコンチーズバーガー」、そしてコーヒー。注文してから作る、ボリュームたっぷりのずっしりとしたバーガーにかぶりつきますと、お・い・っ・し・い・ーーーー。ついに食べました佐世保バーガー。おいしいです。もっと食べたいです。おみやげに持って帰りたいです。さすがネイビーの街・佐世保。今度はもっと時間的に余裕を持って佐世保を再訪し、佐世保バーガーをハシゴしたいと思いますっ!
▲佐世保「ラッキーズ京町店」の「むかしバーガー」(右)と「ベーコンチーズバーガー」。
▲初佐世保バーガー、ウマイ。
すっかり豊かな気持ちになって佐世保駅に戻り、16:38発の長崎行き3237D快速「シーサイドライナー」に乗車します。鮮やかなブルーに塗られたキハ200系の2両編成。反対側のホームには16:06に到着した4015M特急「みどり15号」でしょうか、783系ハイパーサルーンのMIDORI EXPRESSが停車していました。また、さらにホーム越しには松浦鉄道の100系車両も見えました。今回佐賀で単独行動ができれば松浦鉄道で伊万里、平戸を回って佐世保まで来ようかなとも考えていたのですが、それは次回へのおあずけとなりました。
▲佐世保は新しくきれいな高架駅。
▲松浦鉄道の車両も見えます。
▲シーサイドライナーの青。
「シーサイドライナー」はハウステンボスや大村湾を眺めながら、長崎までは1時間40分。途中ですっかり日が暮れ、闇の中をラストスパートして終点長崎には18:18に到着しました。さて、晩ごはんはちゃんぽんでしょうか皿うどんでしょうか、それともトルコライスでしょうかー??
▲「シーサイドライナー」は大村線経由で長崎と佐世保を結ぶ重要な交通手段で本数も多い。