2007・年納め全国どさまわり行(その16;こだま657号)
【2009年10月20日の追記】
2007年暮れのどさまわり旅日記を、書庫移設に伴いリバイバル掲載しています。
僕は青森生まれの青森育ちなものですから、東海道・山陽新幹線を0系に乗って旅したことはありません。こうして山陽新幹線へ追いやられ塗装も変わり編成も短くなった「こだま」になってから乗ることになるとはお釈迦さまでもご存じあるめえ。
それにしても、「こだま」で一駅一駅停まりながら新幹線を行くというのもなかなかオツなものです。そういえば東北・上越新幹線ではまだやったことがないですね。今度やってみようかしら。
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▲丸いシェイプがたまらなくいとおしい0系新幹線(新大阪で出発を待つ「こだま657号」)。
2007年11月30日、0系「こだま」。
さて、新大阪からは12:15発の広島行き「こだま657号」に乗ります。広島までは全駅にこまめに停まって2時間33分の所要です。
「こだま657号」は、12:04到着の「こだま636号」の折り返しです。20番線ホームの自由席乗車口で待っていると、新神戸方からゆっくりと「こだま636号」が入ってきました。
「こだま657号」は、12:04到着の「こだま636号」の折り返しです。20番線ホームの自由席乗車口で待っていると、新神戸方からゆっくりと「こだま636号」が入ってきました。
丸い。丸いです。0系です。
新神戸方からゆっくり入線。
0系「こだま636号」が到着。
僕にとっては、東海道新幹線に初めて乗ったのがおそらく大学生になってから以降と思われるので、「丸い新幹線」と言えば東北・上越新幹線の200系の印象しかなく、0系と言われても実はあまり身近なものとしてぴんと来るものはないのです。
とはいえ、その後だんだん東海道・山陽新幹線にも乗る機会が増え、0系退役間近などという噂を聞けば否が応でも関心を寄せてしまいます。以前東海道新幹線から0系が完全撤退したときは乗車の機会も見納めの機会もありませんでしたが、余生を送る山陽新幹線での活躍もそう長くは続かないとの報を聞けば、なかなか得られない機会に乗っておきたくなるというものでしょう。
カラーは変われど……
そんなわけで、時刻表とにらめっこをして、0系で運転される列車を探し出し、今回この新大阪発12:15の広島行き「こだま657号」を選んだのです。
折り返しの準備が澄むまでの10分程度を、その車体を目前にしながらホームでしばらく扉が開くのを待ちます。「こだま657号」は指定席車付きの6両編成。長いホームの真ん中あたりにちょこんと停まっているのがかわいらしいほどです。
折り返しの準備が澄むまでの10分程度を、その車体を目前にしながらホームでしばらく扉が開くのを待ちます。「こだま657号」は指定席車付きの6両編成。長いホームの真ん中あたりにちょこんと停まっているのがかわいらしいほどです。
いちばん端のホームにちょこんと。
▲心なしか字体も懐かしいようなほっとするような。