「出雲」に乗って初詣⑥(日御碕)
2005年1月3日、日御碕。
前回出雲大社について長々と書きすぎたので、今日は画像中心でいく予定(笑)。
この日の天気はかなりどんよりとした曇りで、日本海も少々荒れ気味。出雲大社の本殿に祀られる大国主命が向いているとされる稲佐の浜がある大社漁港まで出ると、遠く海を越えて三瓶山の姿を眺めることができました。三瓶山、急行「さんべ」の愛称の由来になった山、初めて見たその姿はなかなか美しかったです。
大社漁港から望む三瓶山。
荒れ気味の海の向こうに三瓶山。
海岸沿いの道をアップダウンを繰り返して、日御碕に到着。
日御碕と言えば、日御碕灯台。地上から灯塔の項部までは43.65mで日本一。平均水面上から灯火までは63.30m。 すっくと立ち上がった白堊の灯台は、明治33年着工でありながら、少しも色褪せた印象を与えません。説明によれば「日本人の設計・施工による大型洋式灯台で、地盤を平らに切り、 根切りを施し、コンクリート基礎とし、灯塔の外壁は切石積み、内部はレンガを積み立てた二重殻構造」なのだとか。
中は見学できるようになっており、らせん階段をつたってランプの下まで上がることができます。
日御碕灯台のランプは「等級・灯質は第1等で、群閃白赤互光20秒間に白2閃、赤1閃、光度48万カンデラ、光達距離は21.0海里(約39km)。明治36年4月1日初点」とのこと。100年以上にわたってこの岬の上から船人たちを守ってきたのです。
中は見学できるようになっており、らせん階段をつたってランプの下まで上がることができます。
日御碕灯台のランプは「等級・灯質は第1等で、群閃白赤互光20秒間に白2閃、赤1閃、光度48万カンデラ、光達距離は21.0海里(約39km)。明治36年4月1日初点」とのこと。100年以上にわたってこの岬の上から船人たちを守ってきたのです。
白堊の日御碕灯台。
灯台のランプ。
らせん階段を上ってランプの下まで来ると、灯台をぐるりと囲むように設けられたベランダのような狭い展望台に出ることができます。海面からの高さが63mですから、はっきり言って足がすくみます。手すりもなんだか心許ないし、おまけにこの日の展望台部分はものすごい強風で、とてもじゃないけれどじっと立っていられないほどでした。実際、「あ、吹き飛ばされるかも」と何度か思ったぐらいです。あぶないです、かなり。
とはいえ、灯台の上からの眺めは良好。東は桁掛半島方面が見渡せ、真下には深く青い海と砕ける白い波頭がくっきりと見えました。
東のかた、桁掛半島方面。
灯台から真下を見下ろすと……