臼杵竹宵、秋の灯はほのかに⑧(チキン南蛮)
▲いつ食べてもおいしい「おぐら」のチキン南蛮。
2005年11月6日(日)、宮崎でランチ。
雨を衝いて走った「にちりん1号」は定刻通り10:21に宮崎到着。こちらは雨は降っていません。
宮崎に来たなら食べなければならないものがあります。それは宮崎が発祥の地とされる「チキン南蛮」。そして「チキン南蛮」と言えばレストラン「おぐら」であります。前回は駅前からまっすぐの宮崎の繁華街橘通店が定休日だったので別の店まで歩いていきましたが、今回は心配ご無用。橘通店へまっすぐ向かいます。
「おぐら」の開店は11時。開店までしばらく時間があるのでデパート前の歩道で待っていたのですが、驚いたことに、どこからか三三五五人が集まってきて「おぐら」の前に並び、いつの間にか開店を待つ列ができているではありませんか。決して観光客向けではなく、地元民の人気の高いことを見せつけられました。
「おぐら」の開店は11時。開店までしばらく時間があるのでデパート前の歩道で待っていたのですが、驚いたことに、どこからか三三五五人が集まってきて「おぐら」の前に並び、いつの間にか開店を待つ列ができているではありませんか。決して観光客向けではなく、地元民の人気の高いことを見せつけられました。
そんな「おぐら」のチキン南蛮がまずかろうはずがない。いただきます。うまいっ!あつあつのチキンを特製の甘酢タレにくぐらせ、これまた特製のタルタルソースがどっさりかかったチキン南蛮。肉にナイフを入れるとジューシーなことこの上なし。肉と肉汁と甘酢タレのしみこんだころもとタルタルソースが渾然一体となって、いやはや、これはなんとも(笑)。
また食べたくなってきた…
あーーー満腹。宮崎まで来たかいがあったーーっ、と思いながら宮崎駅に戻り、宮崎発12:20の6877Mで都城へ移動します。717系2両編成のワンマン列車です。西都城が終点ですが、一つ手前の都城でいったん降ります。都城駅のホームには懐かしい雰囲気の残るタイル張りの洗面台がありました。かつて夜行列車華やかなりし頃はここで大勢の乗客が深呼吸をして背筋を伸ばし、顔を洗ってリフレッシュしたのでしょう。都城駅構内は、かつては中間線などがあったのか、ホームとホーム、線路と線路の間が広く、のっぺりとして全体がとても見えます。いちばん向こうのホームには吉都線のキハ58も見えています。
宮崎発西都城行き6877M。
都城駅ホームの洗面台。
13:26には伊集院からの6936Mが到着し、これが折り返し都城13:50発の鹿児島中央行き6947Mになります。こちらも717系の2両編成ですね。13:29には6012M特「きりしま12号」のハデハデ485系宮崎行きが入ってきます。Do-4編成のようです。これに続いて、さっき宮崎から乗ってきた6877Mが終点西都城で折り返してきた宮崎行き6884Mが到着。昼下がりの都城駅はなにやらにぎやかです。
鹿児島中央行き6947M。
宮崎を目指す「きりしま12号」。
さて、こちらは鹿児島中央行き6947Mで隼人を目指します。隼人までは51分のショートトリップです。