またもどさまわり⑬(氷見牛)
【2009年8月25日の追記】
2年前のどさまわりの旅を、書庫移設に伴ってリバイバル掲載しています。
このときが初めての富山空港利用でした。富山-新千歳線というローカルな路線を飛んだわけですが、このあと富山-新千歳線と富山-福岡線が廃止(運休)の対象路線となり、新千歳線はなんとか存続されたものの福岡線は姿を消しました。地方都市と地方都市を結ぶ路線の維持の難しさが窺えます。
富山から札幌なら「トワイライトエクスプレス」で行ければ最高なのでしょうけれど、仕事の関係でそうも言っておられません。でも、このときは駅弁ならぬ空弁で氷見牛を食べることができてラッキーでした。富山ってほんとうにおいしいものが満載ですね。
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▲新千歳空港に到着した富山からのANA377便。新千歳の天候は晴れ。
2007年8月30日(木)、富山空港から。
一夜明けた富山は、けっこう本降りの雨。こういう日はちょっとの移動でも荷物があると煩わしく感じます。
この日の朝も富山駅から列車に乗ってスタートしたいところですがそうもいかず、駅前のバス停で空港行きのバスを待ちます。駅前を富山地鉄の路面電車ががたんごとんと行き来するのをぼんやりと眺めます。そういえば富山地鉄は鉄道線も路面電車もまだ乗ったことがないなあ……。
雨の富山駅。
富山駅改札口。列車に乗りたい。
やがてバスに乗って富山空港へ。富山空港を利用するのは初めてです。
富山空港は河川敷にあり、地形的に現状の2000m滑走路からの延伸が不可能なので大型機の発着ができず、輸送力で小松空港に食われつつあるのが悩みだと聞いたことがあります。まあB777-200は就航していますから、大型機が無理と言ってもそれほど深刻なものではないような気もします。
ターミナルもなんとなくこぢんまりとしていて、搭乗待合室も狭いような印象を受けます。雨の降り続くエプロンを眺めながら、10:50発新千歳行きANA377便の出発を待ちます。
富山空港は河川敷にあり、地形的に現状の2000m滑走路からの延伸が不可能なので大型機の発着ができず、輸送力で小松空港に食われつつあるのが悩みだと聞いたことがあります。まあB777-200は就航していますから、大型機が無理と言ってもそれほど深刻なものではないような気もします。
ターミナルもなんとなくこぢんまりとしていて、搭乗待合室も狭いような印象を受けます。雨の降り続くエプロンを眺めながら、10:50発新千歳行きANA377便の出発を待ちます。
雨の富山空港。
新千歳行きANA377便の機材はB767-300。意外にも大きな機材です。札幌と富山の間にそんなに人の往き来があるのだろうかと訝しく思いつつ乗り込んでみると、あにはからんや、機内はがらがらで、二割も乗っていたかあやしいものです。
雨の富山空港を定刻どおりテイクオフ。青い翼は日本海沿岸に沿って北上します。
佐渡島の真上を抜ける頃にはずいぶん天気もよくなり、ところどころ地上が見えるようになってきました。つい4日ほど前に「きらきらうえつ」で通った羽越本線沿いの海岸線がよく見えます。
やがてあの開けたあたりはどこでしょうか。あとで地図と照らし合わせてみると、ちょうど秋田市が見えていたようです。写真中央あたりには秋田空港も見えています。
佐渡島の真上を抜ける頃にはずいぶん天気もよくなり、ところどころ地上が見えるようになってきました。つい4日ほど前に「きらきらうえつ」で通った羽越本線沿いの海岸線がよく見えます。
やがてあの開けたあたりはどこでしょうか。あとで地図と照らし合わせてみると、ちょうど秋田市が見えていたようです。写真中央あたりには秋田空港も見えています。
秋田市全域を見おろす。
秋田に入ったあたりから内陸部に入り、青森県上空を南北に抜けます。右手には小川原湖、小川原湖の南には米軍三沢基地の滑走路、その向こうに太平洋、下北半島の付け根の野辺地から夏泊半島にかけてのむつ湾沿岸もよく見えます。席が左側だったら青森市内や岩木山、津軽半島などがよく見えたことでしょう。
1時間25分の空の旅はあっという間で、すぐに新千歳空港にランディング。こちらも天気は良好です。
新千歳空港からは12:49発の快速「エアポート127号」で札幌市内へ向かいます。最近根性がなくなってきたのか、すぐUシートの指定券を買ってしまいます(^_^ゞ。
車内ではランチタイム。実は富山空港でお弁当を買い込んでおいたのです。
富山と言えば海の幸ですが、前日富山の人と話をしていたら「氷見の牛肉もおいしいんですよ」ということをたまたま聞ききました。そしたら富山空港に空弁「氷見牛ステーキ重」なるものが売っていたのです。
竹皮で編んだつづらのような弁当箱を開けると、中はいたってシンプル。白いご飯の上に、サニーレタスを敷き、その上にステーキがどんっと置いてあります。あとは奈良漬けが少々あるだけ。これに別添のタレをかけ、わさびを乗せて食べる準備は完了。値段は1050円ですから肉の量はたかが知れていますが、冷めていても柔らかく、タレやわさびとの相性はばつぐんで、ごはんもぱくぱくと進んでしまうとてもおいしい弁当でした。これで午後からの仕事もばっちりです!(きっと)。
新千歳空港からは12:49発の快速「エアポート127号」で札幌市内へ向かいます。最近根性がなくなってきたのか、すぐUシートの指定券を買ってしまいます(^_^ゞ。
車内ではランチタイム。実は富山空港でお弁当を買い込んでおいたのです。
富山と言えば海の幸ですが、前日富山の人と話をしていたら「氷見の牛肉もおいしいんですよ」ということをたまたま聞ききました。そしたら富山空港に空弁「氷見牛ステーキ重」なるものが売っていたのです。
竹皮で編んだつづらのような弁当箱を開けると、中はいたってシンプル。白いご飯の上に、サニーレタスを敷き、その上にステーキがどんっと置いてあります。あとは奈良漬けが少々あるだけ。これに別添のタレをかけ、わさびを乗せて食べる準備は完了。値段は1050円ですから肉の量はたかが知れていますが、冷めていても柔らかく、タレやわさびとの相性はばつぐんで、ごはんもぱくぱくと進んでしまうとてもおいしい弁当でした。これで午後からの仕事もばっちりです!(きっと)。
竹皮編みの弁当箱。
▲富山氷見牛が有名とは知らなかったけれど、すごくおいしかったです。