臼杵竹宵、秋の灯はほのかに②(四国上陸)
▲坂出を出発し終点・高松へラストスパートの「サンライズ瀬戸」。
2005年11月5日(土)、サンライズ瀬戸の朝。
サンライズツインで快適な一夜を過ごし、目が覚めてみると窓の外はもう明るくなっています。ブラインドを上げて外を見ると、いつの間にか出雲編成を切り離して身軽になった「サンライズ瀬戸」は岡山を出て瀬戸大橋を目指しているところのようです。
いかんいかん、降り支度をせねば。
どたばたと荷物をまとめたりしているうちに児島到着。外が明るいと一階部分の窓が低いのが際立ちます。窓の下側がちょうどホームと同じ高さなんですね。
児島を出ると瀬戸大橋。橋の鉄骨がじゃまをしていつもどおりそれほど抜けるような視界が楽しめるわけではありませんが、早朝の瀬戸内海の上を四国へ渡りつつあるんだという雰囲気はもちろん十分味わえます。
児島を出ると瀬戸大橋。橋の鉄骨がじゃまをしていつもどおりそれほど抜けるような視界が楽しめるわけではありませんが、早朝の瀬戸内海の上を四国へ渡りつつあるんだという雰囲気はもちろん十分味わえます。
児島到着。ホームと同じ高さ。
瀬戸大橋を渡って四国へ上陸。
瀬戸大橋を抜け、左に大きくカーブしながら四国上陸。右側に実に美しいシルエットの讃岐富士・飯野山が朝靄の中に見えてくると、定刻どおり07:08、次の停車駅・坂出に到着です。まずはここで下車します。
讃岐富士・飯野山が見えてくる。
終点高松へのラストスパートへ走り去ってゆく「サンライズ瀬戸」を見送って、改札の外に出ます。坂出で降りるのはもちろん初めて。しかし降りたからと言って時間がたくさんあるわけではありません。駅構内の洗面所で顔を洗ったり歯磨きをしたり、夜汽車を降りたあとの身支度をするだけです。このあとは、すぐに乗り換えが待っているのです。
サンライズ瀬戸、坂出到着。
▲初めて降りた坂出駅。朝7時半、そろそろ活気が出てくる頃。