青春18きっぷ最後の一枚①(スタートは千葉)
▲「スカ色」がスマートな千葉発安房鴨川行き125M。大貫駅にて。
2005年9月10日、青春18きっぷ最終日。
2年前の夏、青春18きっぷを買ったはよいけれど、なかなか使うことができず、気がついたら夏の有効期間の最終日である9月10日を迎えようとしていました。
こりゃいかん!とあわてて日帰りトリップの計画を立てました。この年の9月10日は折良く土曜日。朝から近場へ出かけようと時刻表をめくって決めた行き先は、今まであまり行ったことのなかった房総半島方面。さあ、早起きして出発です。
なんとか寝坊せずに起きて電車に乗って千葉駅までたどり着き、まずは千葉発05:47の安房鴨川行き普通列車125Mでスタートします。横須賀カラーといいますか、このクリーム色に濃いブルーの車体、いつ見てもいいですねえ~。現在の房総各線の状況はとんと知りませんが、少なくとも2年前はこの「スカ色」113系が大活躍、房総を席捲していました。
この日の125Mは6両のS62編成。空いた車内のクロスシートに陣取って内房路を進みます。海岸沿いを走るわけではありませんが、ところどころで遠くに海が望め、天気も上々で、なかなかすばらしい旅のスタートと言えましょう。
蘇我、五井、木更津と過ぎて、大貫で少々停車。千倉発千葉行きの136Mとの交換待ちです。さらにその先、竹岡でも交換待ち。やってきたのは安房鴨川発千葉行き144M。144Mのほうは4両仕立ての242編成でしたが、この編成は現在はもう廃車になってしまったのだとか……。
大貫駅で交換待ち。
「木更津回り」の表記が面白い。
空は真っ青に晴れ、いい感じです。千葉を出て2時間15分、館山に到着です。列車は8分停車の後に安房鴨川まで行きますが、僕はここで下車。館山からはバスに乗り換えるつもりです。
▲竹岡ですれ違った144M。天気は快晴。
館山到着。ここで下車です。