青森を拠点にどさまわり④(7月9日「いなほ8号」)
【2009年6月30日の追記】
青森から新潟まで通して運転する唯一の特急「いなほ8号」に乗ったのはこのときが初めてでした。今は国鉄色に戻った485系が走ることもあるそうですから、それにもぜひ乗ってみたいものです。山深い青森・秋田の県境越えから広々とした八郎潟、秋田を過ぎれば日本海と、車窓の景色は見所満載の路線をひた走ります。当時は寝台特急3本とすれ違っていたようですが、今は「日本海」が一往復になったせいで2本に減ってしまいましたね。
というわけで、「いなほ8号」のリバイバルをどうぞ。
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2007年7月9日、青森駅、早朝。
さて、青森駅のこちら3番線は06:07発の「いなほ8号」新潟行き。新潟車両センター塗装の485系6両編成。ヘッドマークはLEDではなくばっちり絵柄。うれしいです。
乗車したのはいちばん前の車両、6号車自由席です。クハ481-1027。この車両、座席にテーブルが全然ナイ……(T_T)。これは駅弁を食べるときなどかなり不便そうです。
「はまなす」から「いなほ8号」に乗り換える人は多くはなく、青森出発時に6号車に乗っていたのはほんの数人。ちょっと寂しいけれど、のびのび快適に過ごせます。なにしろ青森から新潟までは458.8㎞もあり、所要時間は6時間52分もかかるのです。乗る側からすれば空いていたほうが助かります。
乗車したのはいちばん前の車両、6号車自由席です。クハ481-1027。この車両、座席にテーブルが全然ナイ……(T_T)。これは駅弁を食べるときなどかなり不便そうです。
「はまなす」から「いなほ8号」に乗り換える人は多くはなく、青森出発時に6号車に乗っていたのはほんの数人。ちょっと寂しいけれど、のびのび快適に過ごせます。なにしろ青森から新潟までは458.8㎞もあり、所要時間は6時間52分もかかるのです。乗る側からすれば空いていたほうが助かります。
向こうは先発の「つがる2号」。
▲「いなほ8号」、青森名物(?)一名「りんご母さん」に「いってきます」。
「いなほ8号」の秋田までの停車駅は、弘前、大館、鷹ノ巣、二ッ井、東能代、八郎潟。早朝ということもあるでしょうけれど、「かもしか」などと比べて格段に停車駅が少なく、特急らしい走りを見せてくれます。
定刻に青森を出発した「いなほ8号」は、身をくねらせながら奥羽本線のレールに乗り、大きく右にカーブしながら我が母校の小学校の脇を通り、やがて新幹線の高架駅舎の骨組みがぼちぼち姿を現そうかという工事中の新青森駅を抜けて6時間52分に及ぶロングランがスタートしました。
定刻に青森を出発した「いなほ8号」は、身をくねらせながら奥羽本線のレールに乗り、大きく右にカーブしながら我が母校の小学校の脇を通り、やがて新幹線の高架駅舎の骨組みがぼちぼち姿を現そうかという工事中の新青森駅を抜けて6時間52分に及ぶロングランがスタートしました。
6号車はテーブルなしシート(T_T)。
今回はごくごく普通の切符で。
青森を定刻06:07に出発した「いなほ8号」は、最初の停車駅弘前で少し乗客を拾って、次の停車駅大館へ向けて県境越えに挑みます。
「いなほ8号」に乗るのは初めてですが、時刻表を見ると、秋田までの約2時間半の間に寝台特急三本とすれ違うはず。「日本海1号・3号」と「あけぼの」です。寝台特急とこんなにたくさん出会える区間と時間帯はそんなにないんじゃないかなあ。
「いなほ8号」に乗るのは初めてですが、時刻表を見ると、秋田までの約2時間半の間に寝台特急三本とすれ違うはず。「日本海1号・3号」と「あけぼの」です。寝台特急とこんなにたくさん出会える区間と時間帯はそんなにないんじゃないかなあ。
次は東能代で「あけぼの」と交換するはず。東能代では3分停車し「あけぼの」の到着を待って出発するはずなので、ホームに下りて写真を撮ってやろうーと考えていたのですが、東能代に到着してもいっこうに「あけぼの」が来る気配がない。そのうち「いなほ8号」のほうの信号が青になってしまって、あれれれ、あわてて車内に戻ったらば、「いなほ8号」は「あけぼの」を待たずに発車してしまいました。
「いなほ」「新潟」、シンプル。
▲東能代にて。「あけぼの」を待っていたのに、来ないまま信号が青になってしまって……
鯉川で交換した「あけぼの」。