飛行機から虹が見えた!(夏の旅、北へ南へ時々台風;その82)
▲青森空港へのファイナルアプローチで、眼下に虹がかかりました。
2016年8月30日、台風10号、岩手に上陸。
羽田発青森行きのJAL143便は、台風が近づいているという先入観があるせいかもしれませんが、なんとなくいつもより西寄りのルートを飛んでいるような気がします。
秋田県上空まで来ると、雲もぼちぼちと切れて、地上の景色も眺められるようになってきました。やがて青森県上空に入って、最終の着陸態勢。弘前市内に近い方を飛んでいるようなので、これは南からのRWY06アプローチと思われます。青々とした津軽平野の水田が広がり、気持ちいいですね~。
▲東北自動車道大鰐弘前ICを北側から横切ります。
▲弘前市運動公園。手前の広い道路は国道7号線。
▲中央に弘前駅。
▲弘前城公園もくっきり。実は中央に天守閣も見えております。
▲中央は、JR奥羽本線の北常盤駅。
すると、なんと、眼下に虹がかかっているではありませんか!!浪岡町に広がる水田の上に、虹がくっきりとかかっています。背景に雲が入ると、虹の色がなお鮮やかに浮き上がります。最後は、滑走路へ続く山々の樹木に虹を映したまま、14:41にRWY06にランディング。いやー、今まで経験したことのない、オーバー・ザ・レインボウ・フライトでした!
弘前など津軽地方は、今見て来たとおり、晴れていましたが、青森空港は雨。激しい雨ではありませんが、周囲には厚い雲がたちこめ、八甲田連山などまったく見えません。台風が近づいているのでしょうか。(その後知ったことには、台風10号は、この日、8月30日の18時頃、岩手県大船渡市付近に上陸し、岩手県岩泉町や北海道富良野町、新得町、芽室町、清水町などに甚大な被害をもたらしたのでした……。)
▲浪岡町の水田にくっきりとかかる虹を見下ろしながら。
▲津軽地方はあんなに晴れていたのに、青森空港は雨。このあと、台風10号、岩手県に上陸。