毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

青森空港にANA就航(梅雨前線に追いかけられて;その3)

イメージ 2 ▲青森空港で初めて見るANAのボンQ。

 2014年7月9日、青森にもトリトンブルー。

 青森駅前を13:20に発車する連絡バスに乗れてしまったので、空港到着は13:55で、かなり早く着いてしまいました。屋上展望スペースでのんびりすることにしましょう。

 屋上に上がってみると、さっそく目に飛び込んできたのは青い機体。ANAのボンバルディアDHC8-Q400、愛称「ボンQ」ではないですか。

イメージ 1 ▲7月1日から青森に来始めて、この日で9日目。

 青森空港は久しくJAL王国でしたが、JAL経営破綻をきっかけにFDAフジドリームエアラインズが2011年に参入し、そして今回、この7月1日からANAも参入に踏み切りました。ただ、ANAにとって青森線参入はこれが初めてではありません。1994年に青森~羽田線1往復で初参入し、1996年には青森~広島線、1997年青森~名古屋線、1998年にはエアーニッポン運航で青森~仙台線が飛ぶようになりますが、2003年までに全便撤退となり、FDA就航路線以外は再びJAL王国に戻っていたので、今回が11年ぶりのANA復活ということになりました。

イメージ 3 ▲羽田線のJAL機の定位置に停まっていたボンQですが、

イメージ 4 ▲トーイングカーに牽かれて徐々に向きを変え、

イメージ 5 ▲オープンスポットの方へ移動しなければならないようです。

イメージ 6 ▲プロペラは回さないまま、静かな移動です。

 7月1日から飛ぶようになったANAの路線は青森~大阪伊丹線と青森~札幌新千歳線。どちらもJALが既に飛んでいる路線で、大阪伊丹線は3+3で一日6往復、新千歳線は3+2で一日5往復になり、利便性は高まりました。ANAの機材はいずれもボンバルディアDHC8-Q400、愛称「ボンQ」で、僕もこの日初めて、青森空港に停まっている「ボンQ」を見ることができたというわけです。

 しかしこの「ボンQ」、いつもは羽田線を飛んでいるJAL機の定位置になっている真ん中のスポットに停まっています。大阪から13:40に到着したANA1853便だと思われますが、このあと14:30に羽田からのJAL1205便が到着するので、場所を空けなければならなくなったようです。プロペラを回さず、トーイングカーに牽かれて、静かにゆっくり、オープンスポットへ移動。どうして最初からオープンスポットに入らなかったんでしょうね?

イメージ 7 ▲移動完了。手前は14:00着の新千歳発のJAL2805便。JAL2154便となって14:35に伊丹へ出発予定。