ごらん、あれがカイタク空港だ。

▲晦日の帰国はキャセイパシフィック航空札幌行きCX580便で。

　年の瀬もいよいよ押し詰まって参りました。今日は晦日です。日本国内は帰省ラッシュで終日混雑したことでしょう。

　僕も今日から帰省です。機材繰りの関係で当初の09:15発から10:30発に変更になった札幌行きCX580便で出発です。

　RWY07Rから離陸したCX580便は、しばらくまっすぐ上昇を続けたあとで右へ旋回し、香港島上空を横切って東へと抜けていきます。左側の窓側席だった僕からは、そのとき、カイタク空港の滑走路が見えたのです。

　香港の今のチェクラプコク空港が1998年に開港するまで、70年以上にわたって香港のゲートウェイであり、世界で最も着陸が難しいと言われたRWY13アプローチ、通称「香港アプローチ」でパイロットを悩ませた、カイタク空港の滑走路跡がはっきりと見えました。今は大型客船のフェリーターミナルに生まれ変わりつつありますが、海に突き出た滑走路の形は今も変わりません。

　そんな懐かしいカイタク空港の滑走路跡を眺めながら東へと飛び、今日、晦日の夜に札幌経由で青森へ帰ってきました。明日はいよいよ大晦日です！　

▲左側の機窓から見えたカイタク空港の滑走路跡。なつかしい～～～(^^)。