初B787-8は1号機!(香港返還16周年記念帰省;その5)
2013年6月29日、ついに乗りました(遅い?)。
次に乗るのは18:25発の富山行きANA889便。おみやげを少々見て歩いたあとでさっさとセキュリティチェックを抜け、カードラウンジでコーヒーなんかを飲みながらPCを広げて、搭乗前の時間をまったりと過ごします。
そして18時になったのをしおに、ゲートへ向かいます。ラウンジにいる間にゲートが58番から64番に変わり、ラウンジを出てすぐのゲートになっていたので、たいへんラクです(^^)。
▲64番ゲートの搭乗案内には「ボーイング787-8」の文字。
64番ゲートに行ってみると、そのブリッジにつけられているのは、今回ついに初めて乗ることとなるB787-8。しかも、レジJA-801Aを付けた1号機じゃありませんか!初めてのB787-8搭乗で1号機に乗れるなんて、ちょっとラッキー?
18:10に搭乗開始。B787-8の座席配置には現在2種類あるようで、国際線機の暫定国内使用バージョンだと座席は2×4×2列、最初から国内線オンリー仕様のものだと3×3×3列になっていますが、1号機なのでいちばん最初に登場したバージョン、2×4×2列配置です。僕はこの日は最後列の34K席です。
▲機内は2×4×2列配置。
▲全席シートTV付き。国内線でシートTV付きというのはすごい。
普通席でも全席にシートTVが付いているのが特徴。国内線でシートTV付きというのはすごいですよね。飛行時間が短いので映画の上映というわけにはいかないでしょうけれど、僕みたいにフライトマップを見るのが好きな者にはありがたいです(^^)。
18:25の定刻にドアクローズとなり、富山行きANA889便は18:37にRWY16Lから南へ向かって離陸しました。離陸してすぐ左へ大きく旋回して進路を北へ変え、一路富山を目指します。レイクド・ウィングレットの反り返った主翼先端の向こうにそろそろあかね色に染まり始めた地平線が見えています。
▲そろそろ立山連峰上空に差しかかってきたかな。
一つビックリしたのは、窓にシェード(遮光板)がなく、窓の下のスイッチでサングラスのように窓ガラスに色が付き、その濃さを調節することで光を調節できること!電子カーテンというらしい。スゴイ!
機内でコーヒーを飲んでいると、もうベルト着用サインが点灯し、高度を下げ始めます。立山連峰は少し見えていましたが、そのあとはすっかり雲に覆われ、地上の景色はあまりよく見えなくなりました。しかしいつもどおり日本海上空にいったん出て、能登半島の手前でぐるりと右旋回し、戻ってきてそのまま富山空港RWY20へ着陸……と思いきや、RWY20アプローチの延長線上に入ったあとで右へ離脱し、左に富山空港を見ながら通り過ぎ、サークリングプローチで左へ急旋回して久しぶりのRWY02へのランディングでした。あー、そうとわかっていれば左側の席を指定するんだったなー。
▲飛んでる時間わずか41分で富山空港に到着したANA889便。
▲窓が二重になっているところからの撮影ですんまそん。
▲B787-8、また飛べるようになってよかったね!