車輪出ました!(冬のニッポン雪景色;その25)
▲瀬戸内海の上ですが、ボンQ400、車輪出ました!
2013年2月12日、置き去りのB787。
ANA1641便は、松山空港RWY14に向けて降下を続けています。窓の外には海面がぐんぐん迫っていますが、車輪はいつ出るんだろうとソワソワしてます(笑)。
機内はブルーのシートが2×2の配置で並び、全部で19列。1列目は2席しかないので、74人乗りです。ANAの機内誌「翼の王国」はシートポケットに常備されていませんが、客室乗務員さんが「『翼の王国』ごらんになるかた~」と言いながら機内をまわってくれるので、お願いすると新品の「翼の王国」を読んで持ち帰ることがちゃんとできます。シートポケットの中で何往復もしてぼろぼろになったのを読むよりずっといい感じです(^^)。
▲ボンQの機内は狭いながらもなかなか快適。
と、ふと注意をそらしたスキにガタンと車輪が出ちゃってました(+_+)!うーん、まさに車輪を落とすようなハヤワザです。
▲松山空港RWY14、もうすぐ接地、もうすぐ、もうすぐ……
▲しゅわっっっ!と水煙をあげて、無事着陸です~(^^)。
オープンスポットに停止してドアが開き、外へ降りてみると、目の前にB787が停まっていたのはコチラの速報記事で既にご紹介しました。1月16日に起きたバッテリートラブルによる高松空港への緊急着陸を受けて、たまたまそのとき松山空港にいたレジJA-811Aを付けたB787が置き去りのままだったのです。
以来運航停止が続いていたB787ですが、ようやく6月1日からの運航再開が決まったようです。このJA-811Aもどこかのタイミングで羽田にフェリーして再整備を行い、再び日本の空、世界の空へ戻るのでしょう。4ヶ月半もの間スポットを占拠されて、松山空港も毎日の離発着便をさばくのに苦労を強いられていたのでしょうね。
▲ボンQを降りたら目の前にB787が。
▲1月16日からずっと留め置かれたままのJA-811A。6月1日から運航再開です。
さて、ANA1641便を降りた乗客は、ちょっと前まで雨が降っていたらしい松山空港の雨に濡れたエプロンを徒歩でターミナルへと向かいます。さすが四国松山、京都まではかなり冷え込んでいましたが、ここまでくれば雨模様でも暖かさを感じます。
ターミナルに入ると、ターミナルの窓から、今降りてきたボンQが見えます。折り返しのための整備にかかっているようです。14:40発の伊丹行きANA1644便になるのかな?僕のボンQ初搭乗、下界の景色も楽しく、なかなか快適でしたよ(^^)。
▲松山空港に到着したANA1641便。徒歩でターミナルへ向かいます。
▲折り返し整備のあとはANA1644便として伊丹へ引き返すのかな。