毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

2011年お正月はニッポンで(その16;700系「こだま」)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818144634.jpg ▲700系で運転される「こだま653号」。

 2010年12月26日、東京駅。

 大塚駅から山手線に乗って東京駅まで移動し、東海道新幹線のホームにやってまいりました。これから西のほうへと向かいます。

 北区西ヶ原での用事が何時に終わるのかわからなかったので事前に乗る列車は決めていませんでした。その用事が意外に早く済んだので、時間には余裕があります。東京駅の東海道新幹線ホームに上がると、12月26日は日曜日で、そろそろ年末の帰省ラッシュにかかりつつあるタイミングでもあったので、さすが東京ターミナルステーション、各ホームの乗車口には家族連れが並ぶ姿も多く見え、年末気分がそこはかとなく漂っていました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818144629.jpg 帰省ラッシュのピークも間近。

 さて、僕が上ってきたのは14番線ホームです。時間に余裕ができたはいいが、東京にはもう用事もないので、「こだま」でのんびり行くことにします。指定席をおさえるまでもないでしょう。

 14番線でしばらく待っていると、折り返しの列車が14番線に到着です。11:40着の岡山からの「ひかり464号」です。僕が乗るのはこれの折り返しの11:56発の「こだま653号」なので、今しばらく車内整備のための時間があります。今しばらくと言っても折り返しのための時間は16分しかなく、10分程度で16両の車内整備をするのはけっこうたいへんなのではないでしょうか。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818144645.jpg 折り返し時間は16分。

 14番線ホームは東海道新幹線のいちばん端っこのホームなので、隣は東北上越長野新幹線の23番線ホームです。14番線の列車が折り返しの作業をするうちにも、E2系や200系が隣に寄り添うシーンがあり、西へ向かう新幹線と東へ向かう新幹線のつかの間のランデブーがいくつも見られて、見ていて飽きません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818144640.jpg 隣にはE2系が来たり、

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818144656.jpg 200系が来たり。

 時刻表をくまなくチェックしたわけではありませんが、早朝深夜の東京~三島・静岡あたり発着の「こだま」は別として、東京~名古屋・新大阪間を走る「こだま」に700系が投入されることは多くはないのではないでしょうか。そういう意味では乗りドク列車と言えるかもしれない700系「こだま」にこれから乗り込みます。僕が並んだ先頭1号車の乗車口は、並んだというか、他には後に続く者がなく、14番線の端っこは拍子抜けするくらい人けがありません。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818144649.jpg ▲新大阪に向けて発車準備完了の「こだま653号」。