毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

晩秋初冬すてきなニッポン(その40;富山で宴会)

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          ▲富山高岡の銘酒「勝駒」で今宵の楽しいひとときを。

 2008年11月26日、富山のうまいもの。

 とうとう富山にやってきました。これから飲み会です。駅から歩いて5分ほどのところにある小料理屋でまずは生ビールでかんぱ~い( ^^)/▽▽\(^^ )。僕は青森県人ですから青森の魚はウマイと思っているんですが、富山の魚もウマイですね。ホタルイカは有名ですが、白エビ、寒ブリ、その他なんでもおいしいです。その中でも、2007年11月に富山を訪れたときに初めて食べたあの魚の味が忘れられません。そう先方に伝えておいたら、今回も注文してくれました。

 その魚とは、「ノドグロ」。「アカムツ」というほうが一般的な名称だそうですが、日本海側での呼称はもっぱら「ノドグロ」。青森にはあがらないですね。市場でも見かけたことがない。だから富山で出会うまでこの魚のことは全然知りませんでした。
 この塩焼きが、ウマイ。なんとも言えず、ウマイ。ぱりっと焼き上がった皮とホクホクの白身、適度な脂ののり、富山に来たらぜひ食べたい一品。でも高級魚なんだそうですね。東京に運ばれるとさらに倍ぐらいの値段に跳ね上がるとか。いやー富山いいとこだ。

 集まってくれたみなさんに「今日は高岡に寄ってきた」という話をしたら、じゃあ酒は高岡のにしましょうということになり、出てきた一升瓶は「勝駒」。これは初めて飲む酒です。清都酒造場の銘柄で、加賀100万石の隠居城の城下町高岡の銘醸蔵なのだそうな。その「勝駒」の「本仕込み」をグラスに注いでたっぷりいただきます。うむ、うまい酒である。5人で2升も空けちゃった(^^)。

 夜7時前から始まった宴席は、「勝駒」にノドグロに、富山の数々の酒肴とともに楽しく過ぎ、気がつけばもうかれこれ10時。そろそろお開きにしなくっちゃねヽ(^。^)丿。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818125429.jpg ▲富山湾であがるノドグロの塩焼き。こんなウマイ焼き魚、ほかにはあるまい。