毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

久しぶりに近鉄に乗る。(2018年月イチ日本・2月編;その10)

イメージ 6 ▲久しぶりに近鉄電車に乗ることに。近鉄名古屋から近鉄四日市まで「ビスタEX」で。

 

 2018年2月23日、さくらトラム?

 

 「はやぶさ22号」は16:38に大宮到着。僕はここで下車し、在来線で王子まで出て、都電荒川線で西ヶ原四丁目電停まで行きます。いつもの床屋で散髪するためです。
 
 京浜東北線を王子駅で降りて、都電荒川線に乗り換えます。早稲田方面行きのホームで待っていると、明治通りから急カーブで町屋方面行きのホームの方へ入ってきたのは、2015年から投入された8900形車両のオレンジ色の8902号機。2017年4月28日には「東京さくらトラム」という愛称がついたので、そのヘッドマークも掲出してます。しかし、沿線住民はよく知ってることですが、飛鳥山公園の桜はまあ有名であるにしても、都電荒川線沿線によく植えられているのはバラで、イメージ的にはバラの印象が強く、8900形車両のカラーラインナップもオレンジ、ブルー、ローズレッド、イエローの4色で、ローズレッドはあっても桜色というのはない。やっぱり「都電荒川線」は「都電荒川線」ですよ。というところで、早稲田行きもやってきました。ブルーの8903号機で、ヘッドマークはないですね。さすが(笑)。

 

イメージ 1 ▲王子駅前電停にて。「東京さくらトラム」マーク掲出のオレンジ色の8902号機、三ノ輪橋行き。

 

イメージ 2 ▲新幹線高架の足下を栄町方面からやってきたのはブルーの8903号機、早稲田行き。

 

 しかし今回は、散髪が終わっても移動は終わりません。王子駅からJRで東京駅に出て、東京駅19:10発の「のぞみ125号」に乗り、まずは名古屋へ行きました。名古屋到着は20:48です。

 

 そしてやってきたのは、まことに久しぶりに近鉄名古屋駅です!JR線と名鉄線にはさまれるような位置の地下にある近鉄名古屋駅は、行き止まりの終点駅なので、櫛形のホームが4本突き出ている形になっており、のりばは1番のりばから5番のりばまでがあって、特急は4番のりばと5番のりばを発着します。

 

 そんな近鉄名古屋駅の特急発着ホームへ行ってみると、5番線に停まっているのは21:00発の特急大阪難波行きです。車両は21000系「アーバンライナー」。189.7kmを2時間08分で走ります。大昔に1回だけ乗った記憶があるけれど、快適です。新大阪から離れている大阪南部に用がある場合は、料金だけでなく時間的にも新幹線と遜色ないかもです。

 

イメージ 3 ▲近鉄名古屋駅5番のりばで発車を待つアーバンライナー、21:00発の大阪難波行き。

 

イメージ 5 ▲リニューアル車両「アーバンライナーplus」ですね。

 

イメージ 4 ▲近鉄名古屋の次の駅は「コメダ」じゃなくて「コメノ」。

 

 では僕は何に乗るのかといいますと、4番のりばの方に入線した21:02発の特急宇治山田行きです。車両は、近鉄と言えばビスタカーというぐらい近鉄の代名詞と言ってもいい2階建て車両「ビスタカー」を組み込んだ4両編成。だって、ビスタカーの初登場って1958年(昭和33年)だそうですよ!

 

 現役のビスタカーは30000系車両で、4両のうち中間2両がビスタカー。リニューアル車両で「ビスタEX」と呼ばれています。車両中央にドアがあり、車内に入って両側に階上、階下へ行く階段があり、階下は3人から5人までのグループ専用席になっているそうです。僕は3号車の階上、7番A席です。金曜日の夜ということで、満席ですね。

 

 終点宇治山田まで乗り通せば、近鉄名古屋から1時間25分かかりますが、今回は僕は近鉄四日市で降りるので、21:02に近鉄名古屋を出発して、途中桑名に停車し、その次がもう近鉄四日市。わずか29分の乗車で、21:31、近鉄四日市到着です。

 

イメージ 7 ▲21:02発特急宇治山田行きは4番のりばからの発車。

 

イメージ 8 ▲3号車の「ビスタEX」の階上席に乗車します。金曜日の夜だけに満席です。